Chef’s table by David Gelb

今、個人的に最もハマっているのが、日本に上陸を果たした、英国の映像の定額制サービスNetflixのドキュメンタリー作品群。ここでしか見れない作品も多く、日本ではなかなか見れない食に関する作品も揃っており、本当に面白い。
その中でも気にいっているのが、Netflixオリジナル作品、シェフのテーブル (Chef’s table)。






世界の食通をうならせる極上の一皿はどのようにして創り出されるのか?孤高のシェフ6人の技と物語を追うドキュメンタリー番組。
日本で言うNHKのプロフェッショナルを、映像・アート性を極限まで高めたシェフ版と言ったところでしょうか。
まず驚愕するのが、出てくる料理が信じられないほど美しく美味しそうに撮れているということです。iPadの小さな画面で見ても、匂いまで伝わって来るようです。
そしてどの料理もとてつもなくセクシーでエロティックで、堪らない映像美です。
いずれのシェフもただ料理をする姿だけでなく、食材をどのように入手するか、自らの足で探す様子、そして常に新しい作品を生み出す為の苦しみなども描かれ、すでに多くの名声を獲得している料理人であっても、常に悩み、新しいことにチャレンジする精神にあふれているという人間性が画面を通じて強く伝わってきます。

シーズン1、第1話は、なんとあのマッシモ・ボットゥーラ。彼の名を知らなくとも、「オステリア・フランチェスカ」は聞いたことがある、そんなグルメ人も多いのでは?彼の料理は本当にカッコいいです。


以下、シーズン1のエピソード

1 マッシモ・ボットゥーラ
イタリアの伝統と現代的感性を見事に調和させ、世界のベストレストラン3位に選ばれた超有名店のオーナーシェフ、マッシモ・ボットゥーラを訪ねる。

2 ダン・バーバー
食材を自ら栽培、飼育することにこだわり、食品業界に革命的な提案をし続ける有名シェフ、ダン・バーバーの食についての思想と考えに迫る。

3 フランシス・マルマン
パタゴニアの小さな島からミシュラン3つ星フレンチへ。有名シェフ、フランシス・マルマンによる素材の味を生かすワイルドかつシンプルな調理方法とは?

4ニキ・ナカヤマ
LAの人気店N/Nakaのオーナーシェフ、ニキ・ナカヤマ。その卓越した技術、創造性、そして情熱が生み出す全く新しい懐石料理作品にスポットを当てる。

5 ベン・シューリー
雄大な自然の中で培った感性で常に新しい味を追求するシェフ、ベン・シューリーが最高のオージー料理で迎える大人気店、アッティカを訪ねる。

6 マグナス・ニルソン
新鮮な食材が手に入りにくい辺境の地にありながら、世界中から客が殺到するスウェーデン北部のカリスマシェフ、マグナス・ニルソンを追う。



ちなみに監督は「二郎は鮨の夢を見る」で有名なデヴィッド・ゲルブ氏。




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